カナダ滞在記(6月17日)~気分は王様。懐かしの味~
hey guys! Kennyです。
今日、カナダに来て最初セッションが終わった。僕の通っている学校は4週間で1学期とされており、各タームを「セッション」と呼ぶ。
Notesと呼ばれる成績表のようなものを渡されるのだが、見てみると"Stay"の文字が・・・つまり「もう1セッション同じレベルのクラスで勉強しなさい。」ということ。もっと歯に衣着せぬ言葉を使えば、「落第」みたいなものだ。
「最初の月でレベルが上がることはまずないし、渡加して最初のセッションで既に私と同じレベルにいてるんだから別にいいじゃん!」と励ましてくれるメキシコ人E君、ありがとう・・・あんまり時間残されていないけど頑張るよ・・・
と、重たい話はこれくらいにして、なんといっても今日は金曜日。
午前中で授業が終わる日だ。午後の時間を丸々自由に使うことができる。
本当はCNタワーと水族館に行く予定だったのだが、友人たちと学校の前で駄弁りすぎた。しかしそのおかげで、当初一人で行く予定だったのが韓国人のK君と一緒にいけることになった。
ということで、CNタワーに到着。
近くに来てみると想像してた以上に高い。
K君もテンションが上がっていた。
さっそく中に入ってエレベーターで上昇する。
扉が開く。
なんということでしょう。トロント市内を一望できる。素晴らしい景色だ。
「今僕はトロント市内で誰よりも高い場所にいる」
そう思うとなんだか気分は王様だ。
思ったよりも都会だとかそうでないとか、いろいろ感想はあるかもしれないが
ここでトロントのオフィス街から目を離してみよう。
見ての通り、ほんの少し街を離れればまだまだ緑はいっぱいだ。
足るを知っているのか、開発が遅れているのかは分からない。
しかし、オフィス街においてさえ野生のリスを目にできるこの環境を、これからも維持してほしいなと、外国人ながら思った。
さて、王様気分はこれくらいにして、現実に戻ろう。
この後、CNタワーの真横に水族館があるので、そのまま水族館に行く予定だったのだが、一緒に行ってた韓国人K君が「韓国料理好き?」と聞いてきた。僕は韓国料理が好きなので、「もちろん!けど、日本でしか食べたことないから、Japanese-Korean food(日本人の口に合うようにアレンジされた韓国料理)かも」と言うと、「おいしい韓国料理屋さんを紹介したいんだけど・・・」と言ってくれたので、これは行くしかないだろう。
ということで、予定を急きょ変更して韓国料理を食べに行くことにした。
CNタワー、水族館の最寄り駅であるUnion駅から地下鉄に揺られること40分、Finch駅に到着。ここはいわゆる韓国人街だ。
K君が指を指す。「ここここ!」
入店。
K君が韓国人なので何を頼むにしても心強い。
ということで、注文したのは牛肉プルコギ。
奥に置いている小さな6皿は無料でおかわり自由。
何より嬉しかったのは、そう、白ご飯。
ホームステイ先でも米を食べないことはないのだが、南米で使われる米を使っているので少し長細く、あまりお米を食べている感覚ではない。白ご飯が恋しいなーと思っていた時期にこの白米なのでこれは神に感謝するほかなかった。
というわけで肝心のプルコギの味だが、むしろ日本で食べたものよりこちらの方が日本食に近かった(笑)
普通に肉と野菜を一緒に炒めた感じだ。トロントに来て初めて馴染みあるものを食べた気がする懐かしい味。素朴ながら個人的にとても好きな味。
K君は「これだよこれ!」と言っていたのだが、念押しで「本当にreal Korean food?」と聞くと「Exactly!!」とご満悦の表情で返って来たので本当なんだろう。
日本に限らずだが、等身大でもこんなにおいしい料理の味が、ステレオタイプで変えられるのは少し悲しい気がした。
懐かしい味に舌鼓を打つとともに、少し悲しい気持ちになった。
そんな金曜日。
うーん、とはいえ早く日本に帰りたいなー(笑)
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